crying crying crying・・・夢の中で会えたけれど
夫が亡くなった日から、何度か彼が夢の中に現れました。
初めて夢に出てきたのはお葬式が終わった2日後。
夢の中の彼は二十歳くらいに見えました。どこかの街中で会話していて「お金持ってる?」って言われたのですが、
持っていなかった私は「・・・家に行って取ってくるね」というと、「100円あるからいいや、じゃあ!」って行ってしまった・・・変な夢。
もしかしたら彼が一番楽しかった二十歳の頃に姿を戻して、あの世では必要のないお金でも取り合えず少しはもっていた方がいいかなと思ったのかな。心配性の彼らしい言動だなと思ったら笑顔になれた夢でした。
60年代歌手ロイ・オービソンの歌で「Crying」という歌があります。夢の中で亡くなった愛する人に会えたけれど、目覚めると彼女がいないことを実感して余計に悲しみの涙が止まらない・・・という辛い心情を歌っているのだけれど曲調が明るいのです。「Crying」の歌詞を下記に載せておきます。
「Crying」の歌詞のよう・・・亡くなった夫の夢を見た朝、目覚めたときの一瞬は幸せを感じたのですが、そのあと喪失感と悲しみが襲ってきました。もういない現実を突きつけられて辛くなる。夢の中で会えてうれしいと思うようになれたのは一年くらいしてからでしょうか。
誰かのグリーフケアのサイトに書かれてあった「時間が解決する」というのは確かにその通りなんだと思っています。日々の生活に慣れて諦めていく。きっと、亡くなった人への悲しみを癒しながらこれからも生きていく。
喪失の悲しみは自分で癒すしかないのです。
毎日、自分が生かされたことに感謝して。
死ななければならなかったのが彼ではなく私だったら・・・そんな風に彼に悲しんでいて欲しくないなと思う。
だったら、きっと彼もそう思っているだろうから。
そして、宇宙のどこかにいる彼とは周波数を合わせればいつでもコンタクトが取れると信じる。
そう思っていれば孤独感が薄らいでいくのです。
Crying by Roy Orbison
I was all right for a while
I could smile for a while
but I saw you last night
You held my hand so tight
as you stopped to say hello
oh You wished me well,
You couldn't tell that
I've been crying over you,
Crying over you and you said "So long"
Left me standing all alone,
Alone and crying, crying, crying, crying
It's hard to understand
that the touch of your hand can start me crying
I thought that I was over you
But it's true, so true
I love you even more than I did before
But darling, what can I do?
For you don't love me
and I'll always be
Crying over you, crying over you
yes now you're gone
and from this moment on, I'll be crying, crying, crying, crying
Yeah, crying, crying over you
*ロイ・オービソンは「OH! プリティウーマン」の歌が有名です。
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